The POWER of Words~「ことばの力」
TeroVesalainen / Pixabay

 

まずこの動画を見て下さい!

 

この動画は、

イギリスの広告のコピーを企画する会社のCMです。

 

 

盲目ホームレスの男性は、お金を恵んでくれるようダンボールに

簡単なメッセージを書きました。

「私は目が見えません・・・お恵みを」

 

しかし前を通る人でお金をおいていく人は、ほとんどいません。

 

そこへ1人の女性が前を通ります。

そしてその女性は、新しいメッセージに書き換えました。

すると次々とお金をおいていきます。

なんて書き換えたのか?

 

「今日も良い日だね。でも僕にはそれが見えないんだ」

 

それにそのメッセージの”CAN’T”を敢えて太字にしました。

なぜならその男性の心情をより強く訴えるためです。

 

コピーライティングって

こういうことではないのかなって感じます^^

 

コピーの教材によく書かれている

文章の構成も基本であり大切だとは思いますが・・・

本質の部分はここに全て集約されていると思います。

 

“どう人に行動してもらうのか”

 

相手を自分の思い通りに動かすことが

全てであるのにもかかわらず・・・

気持ちだけを押し付けているだけだったりします。

 

 

「子供の成績は、親の収入に比例する」

 

これはある塾のコピーです。

どう思われました?

親のプライドを「くすぐる」と思いませんか?

 

余談ですが

これを見た嫁の目の色が変わりました^^

 

結果・・・。

 

 

「塾の思うつぼ」になりました^^;

 

人に何か行動を促すときに「こうして欲しい」と

自分の気持ちだけを押し付けてしまいがちですね。

結局、自分本位なのです。

 

一旦自分の気持ちは忘れて、相手の立場や気持ちになって

考えてみることです。

 

どうすれば行動しやすいか?

どうすれば感情を動かせるのか?

 

基本となる構成も大切ですが・・・

どんな言葉を選ぶのか意識するべきではないでしょうか^^

 

 

最後までありがとうございました。

ヒロ